2004年05月15日

著作権と配給のお話

前日の続き。

一番の問題は構造的に今のレコード会社を始めとするディストリビュートという業種が時代遅れになっている事だと思う。
作った人には作ったものの価値の多くて10%しか支払われない。
ここがまず間違っている。
なんで生み出した人と配給する人の取り分が1:9なの?
なんかおかしくない? そんなに広告費はかかるのか?
9割はなにに使われるのか?
多分、自分が制作してる側だからそう思ってるという事があるのだと思う。
それを差し引いても、あまりに不等分じゃございませんでしょうか?
せめてクリエーターと配給は、共に互いがいなくては成り立たない業種なのだから
5:5でしょ。 その上でコレコレこういう理由で宣伝費を掛けたい、もし同意する
ならこういった金額を追加で頂きたいと協議するのが筋では?
とにかくおかしいことがおおい。(これは制作側にとってブラックボックスの部分が多いからだと思う。勿論いちいち制作側に了解とってたら進むものも進まないよ!っていう意見もあったりするのだろうなぁ・・・。)

今やクリエーターの出来ないことは配給に乗せることだけだと思う。
それはPIXをやってすごくよく判った。 配給会社は非常に力をもっている。
出口を独占してるからだ。
インディーズ配給といわれてる所でも定価の7割をもって行く。
モンゴル800で儲けた配給網は、非常に殿様状態で送った書類の返事もよこさない。(ダイキサウンドのことなんですけどね。)
AVEXさんと仕事したけど、全然AVEXさんは方が礼儀正しいぞ!!
ウチみたいな木っ端クリエーターにもきちんと接してくれる。
(というダイキサウンドへの私怨?はともかくとして。)
ただ余談ですが、今まですべてのお仕事においてきちんとした対応をしている会社は大きい会社さんである事がおおいです。社会的な責任があるからかな?(と話し脱線)
勿論大きな会社さんで、そうでないところもあったけど・・・・。

とにかく配給網さえあれば個人でも利益が生み出せる可能性が高い。
PIXがWEBと口コミとちょっとしたお店においてもらってるだけで、既にヘタなアイドル水着DVDより売れている事実がそれを示している。

WINNYは最低の泥棒ツールだけど、それ(出口)を生み出す可能性が確かにあった。
あったけど、開発者の志が低すぎて単にエロ動画とクラックソフトと不正な著作権侵害物の温床になっただけだった。まぁ、エロ動画は元々が元々なのでコピーされても仕方ないんだけどね・・・。ただ次の世代に向けたその芽はあったかもしれない。ないかもしれない。
かれが口だけ番長じゃなければ、もっときちんとしたものが出来上がる種が確実あったかもしれないのに・・・。
著作権タテに中間で大きく収益をもっていくのは間違ってるというのは大きく判るし同意する。だけど、だから不法にコピーするというのがよく判らない。
それって人類は環境を汚す、だから全員毒ガスという環境汚染で抹殺!、と変わらない。ほんと東大まで行く頭あってナニ考えてるんだか。(逆か?東大で教えるくらいだから一般の人が及ばない考えなのか?でもそれじゃイカンでしょ。)
というかナ二間考えていたのか非常に聞きたい。もしかしてこの次の展開が口だけ番長じゃなくて、本当に用意されていた可能性もあるし。


話元に戻すとして、とにかく今まだの意識ではだめなんだということなんだろう。自分も含めて。
ただこれも”じゃあ、その次の正解はなに?”って聞かれれば、まだよくわからない。
ただひとつ正しいと思うのは、つねに物事の基本は単純な部分は変わらないってこと。
人が作ったものを使ったり買ったりしたら、作った人にお金を払う。作った人はそれをもとに生活をしているということ。この単純な形式を満足させればいいだけだと思う。
WINNYはそれが全く満たされてない。また今のディストリビューション形態もWINNYほどじゃないけど、殆ど同様であろう。

あと販売の独占に比べて放映の出口はものすごく増えている。
幾らでも(といったら語弊があるけど)ある。引き合いも多い。
ピンからキリまでの条件でほんとに色々。勿論日本以外も多い。
すごく健全だと思う。PIXのような小さな無名のところにも作品を見て声を掛けてくださる。もう本当にありがたいことです。それも担当さんの個人の顔がみえる形で。
WOWOWさま、ギャガさま、松竹さま、ADOBEさま、等などほんとにありがとうございます。

とにかく、やってみなきゃわからないことが山ほどあって、クリエーターはそれを誰かがすべきで、とりあえず私がやっている。このノウハウ(といえるのか?)は必ず共有して次につなげたい。
posted by umoon at 10:01| 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 寝言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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